押入れの中にいるあなたが日光浴するのをお手伝いします
          
なぜならそこはゲイの「欲求」を満たすものがそろっているからです。1年中太陽が降り注ぐ夏の気候、出会いのゲイビーチ、ゲイフレンドリーレストラン、ゲイバー、ゴーゴーボーイ…パタヤはあなたのふるさとかもしれません
日本での老後に不安を感じたら、タイで暮らしてみるのも悪くない
第8回2006/03/11 Vol.8
            
            
質問一覧
            [01]オランダのハーグからきました
      [02]リタイア前のお仕事は?
            [03]タイとの出会いは40歳直前でした
            [04]老後のことを考える前に来てしまった
            [05]タイ人は旅先の恋人?
            
            
01
  やしの木(以下Y):お名前を教えてください
  ウイッチャー(以下U):マーティン・ウイッチャーです
  Y:マーティンさんとお呼びしたいところですが、以前マーティンさんという方をインタビューしたので
  今回はウイッチャーズさんとお呼びしてよろしいですか?
  U:すごく発音しづらいと思うけど、どうぞ(笑)
  Y:お名前のつづりは?
  U:UUICHERSです。
  Y:オランダのどちらですか?
  U:ハーグ
  Y:あの国際司法裁判所のあるところですか?
  U:そう、オランダでは3番目に大きい町
  女王の都としても知られてるよ。
  Y:それは知りませんでした
参考:ハーグ(蘭:Den Haag 、's-Gravenhage)は、北海沿岸に位置するオランダ王国の都市。
  アムステルダム、ロッテルダムに続くオランダ第三の都市。人口は2004年の時点で約47万人。
  国連機関である国際司法裁判所や国際刑事裁判所、
  旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷等の重要な国際機関も複数置かれている。
02
  Y:リタイア前のご職業は?
  U:ヘアーカットしていた
  Y:ええと、ヘアードレッサー(日本流にいえば美容師)ということですか?
  U:そうね、58歳までやっていた
  Y:今でも髪を切ることはありますか?
  U:自分の髪はないから刈れないけど他人のなら
  Y:いくらでやっていただけますか?
  U:君のなら10バーツでいいよ(笑)
  Y:ありがとうございます。ところで
  失礼ですが、現在はおいくつでいらっしゃいますか?
  U:62歳
  Y:ということは1944年(昭和19年)のお生まれですね?
  U:そういうこと
03
  Y:初めてタイに来たのはいつですか?
  U:1983年、だから39歳のときだね。
  Y:今から23年前ですね。
  タイに住みはじめたのはいつからですか?
  U:ええと4~5年前からかな。2000年過ぎて少しのころ。
  最初はバンコクに住んでいた。でも息苦しくなってしまって、パタヤに移動した。
  Y:どうしてですか?
  U:バンコクはショッピングもエンターテイメントも充実して好きな街だったけど、
  最終的にはのんびりできる場所で暮らしたかった、ビーチとか。
  Y:パタヤを退屈と感じたことは?
  U:ないね、当時からたくさんの友人がいたし、
  バンコクへも2時間で行くことができるから、
  Y:バンコクへは今でも?
  U:たびたび出かけるよ、やっぱり時々は行きたい場所だから
					  04
					  Y:オランダでの老後は考えなかったのですか?
					  U:考えたことないね。だってその前にタイに来てしまったから・・・
					  Y:すぐに住むことを考えるようになったんですか?
					  U:すぐにではないよ、しばらくはタイ通いをした
					  Y:それで住めると思ったんですね?
					  U:気に入ればだんだん住みたくなるものさ
					  Y:どんな点が気に入ったのですか?
					  U:暖かい気候、おいしい食べ物、物価の安さなどかな、それにタイ人!
					  Y:タイ人ですか?
	    U:ボーイフレンドが出来てしまったんだよ
05
					  Y:タイ人のボーイフレンドが出来たというお話ですが彼氏さんという意味ですか?
					  U:うんと、そう言えるのかな?
					  Y:特定の彼氏さんという意味ですか?
					  U:実際はタイに来たときだけ会ってくれる彼氏という意味
					  都合のいい解釈をすれば「旅先の恋人」みたいな
					  Y:はい、わかります、それで彼氏さんとはどのくらい続いたんですか?
					  U:10年、来るたび毎回会ってくれた
					  Y:長いですね
					  U:結局は別れたんだけどね
					  Y:どうしてですか?
					  U:最後に会ったときには、新しい彼氏が出来たみたいで、そいつ(白人)と楽しそうに歩いているのを
					  見かけたからさ
					  Y:ショックでしたね
					  U:ショックだったけど、仕方ないさ。
					  今は新しい彼氏もできたし
					  Y:あの彼氏さんですか?
				    (なんと彼氏さんは今回のインタビュー場所のタイ料理店でアルバイトをしていました)