ひでき様、けんじ様!
帰国後すぐにメールを書いたのですが、書きながら再びワンワン泣いてしまい、涙が出て止まりませんでした。
自分でも理解できない涙です・・・
普段は、涙など流すタイプの人間でないですし、元彼と別れの時にでも号泣しませんでしたから・・・
不思議で、貴重な体験でした。
昔の歌で「涙は心の汗さ、たっぷり流して行こうよ」なんてのが、ありましたよね~
きっと今回の旅で、たっぷりの「心の汗」をかけたので、ポカポカとした優しい心になれたのだと思います。
少し落ち着いた気持ちで、今回のパタヤを振り返ってみたのですが・・・
旅行ではなく、旅をさせて頂いたのだと思います。(微妙な表現の違いで伝わるかなぁ)
右も左も、言葉さえも分からない異国に1人で出かけ、全く面識の無いお二人しか頼る術のない状態。
でも・・・
初めてAiyareeで、お目に掛かった2人の印象が、「金、金、金!うちでいっぱいお金使うてやー」って感じじゃなく
私なんかの為に「ありがとう」を100回も唱えて作られたまごころ○○○や、直ぐに必要な物と○○○に●まで添えて・・・
なんて素人っぽい人たちなんだろー?
想像していたエージェントと全く違うぞ???
初めましてディナーで、お二人と食事をしながら話ているうちに「この人達、本当に旅行業者さん????」と思いましたよ
以前からの知合いで、私が全く気を使わずになんでも話せる友達のような・・・
そんな不思議な不思議な感覚・・・
今回はひでき様にご一緒していただく機会が多く、ビーチやナイトライフで沢山の貴重な話を聞かせて頂き、私も色んな話をさせていただきました。
その中で私の心が「無になっていった」ようです。
十代後半~二十代前半の、好奇心や希望に充ち溢れてた、あの頃の感覚に戻っていたようです。
昔の自分は好奇心の塊!少しでも興味が湧けばあと先考えず突っ走る、バカな若者でした。
どんな時にでも「可能性は常にある」と「不可能なことなど絶対に無い」と信じて生きていたあの頃の気持に戻していただいたんですね。
歳を重ねるごとに、自分が「出来る事」と「出来ない事」を頭の中で決めてしまい、無気力・無感動な人間になる一歩手前だったのだと、
「好奇心」や「希望」なんてどこかに置き忘れていたことに、気がつきました
「失敗する事など絶対に許されない」「効率と生産性を常に追い求めるロボット」のようなサービス業・・・
これって人間が人間と接する仕事=接客業とは違いますよね?
お二人の心のこもったサービス、ゲストと一定の距離を保ちながらも
「もし、困った事があれば深夜でも早朝でもすぐに電話してください」
と言ってくださった安心感。
1人でソンテウに乗り、屋台でおばちゃんに全く通じないカタカナのタイ語で、注文した麺料理。
J君と夜の街でも毎日のように
ひでき様や、けんじ様がいつもそばで見守り付いていてくださると、勝手に思い込んでの冒険でした。
今回の旅のテーマでもある「新しい出会い」も、お二人のおかげで達成出来ました!
また、ロングステイ中のSさんに出会えた事は、私にとって重要で幸せなことでした。
S様のような素敵な歳の重ねかたを目標にして頑張りたいと思います。
J君との巡りあわせも、偶然ではなく必然だったと思います。
他のボーイでは、感じることの出来無かったものをJ君は持っていました。
彼の優しさや笑顔は、冷え切った私を肌で温めてくれました。
決してお金では買えない、手にする事の出来ない体験と、多くのことを学び得た素晴らしい旅をご提案頂いた
ひでき様と、けんじ様にお礼を申し上げると共に、心から感謝いたします。
どうかこれからも、私のようにボロボロになった人間を元の姿に戻してあげてください。
お二人の心のこもった癒しで!