Wとの話し合いは本当に有意義でした。
確かやしの木さんからの以前のメールに書いてあったと思います。
最初は言葉は通じなくても体と笑顔があれば満足しているが、
次のステップへ進むと、彼らと心の触れ合いを求めるようになる、と。
私の場合、Wを最初にOFFした翌朝、帰っていく彼の後姿を見送っているときに既にそんな思いに駆られていました。
どうしてこんな子がGOGOバーで働くようになったんだろう、彼のあの小さな両肩には故郷の家族のいろんな見えないプレッシャーが乗っかっているのだろうか、高校を出てロイエットからどうしてパタヤへ出てきたんだろう、とかいろんな彼に対する疑問がありました。
「彼といろいろ話したい」
そんな欲求はその頃からありましたね。
何度も会う中で、お互いの貧弱な英語力でそれでも多少はわかったつもりでいたのですが、 今回実際に通訳の方に間に入ってもらってみると、初めて知る新鮮なことばかりでした。
本当はまだまだ聞き足りないこともたくさんあるのですが、当面の課題の解消のためには十分でした。
同じような思いの人は少なくないと思います。
私のように必要に迫られたら、やはり通訳サービスというのがあるとうれしいものだと思います。