さて、きょうは手前味噌ではありますが、久しぶりにボーイズタウン情報とボーイズタウンの楽しみ方についてお伝えしようと思います。
この数ヶ月に私(ひでき)がお客様をご案内した際に、訪問した店で感じた印象、ボーイ君の特徴などを
読者のみなさまにわかりやすい形でお伝えしようというものです。
ただし、内容はあくまでも昨年の年末年始から今年の3月前半までのお客様案内において
目立ったお店の情報をお伝えするものであり、きょうはトーイボーイズを中心にお伝えします
ゴーゴーバーの内容や遊び方についても簡単にご紹介するものです。
タイ・パタヤーにおいて夜街の情報は流動的かつ文章はガイドの私の主観が含まれておりますのでご了承ください。
同時にボーイズタウンの情報は流動的で、人的なものは非常に変わりやすく、店も簡単にできたり潰れたりしましうので合わせてご了承ください。
パタヤーでボーイズタウンのガイドを12年間やっている私(ひでき)が
いまパタヤーで最もホットなゴーゴーバーはどこ?と聞かれれば
【トーイボーイズ(Toy Boys)】と答えるでしょう。
在籍ボーイ君の総数(30名以上)、ボーイ君の質、来客数、ロケーションなどどれをとっても
トーイボーイズにまさる店はないと思っています
やしの木のお客様の購入例をとっても、ダントツこの店で好みのボーイ君を見つけた例が最多です
トーイボーイズには3割ぐらいノンケ君がおります。
ノンケ君はたいてい筋肉系のお兄ちゃんで彼らはたいてい店の外に出て、客引きとしているかタバコを吸っているか、携帯をいじっているかしています。
初めてパタヤーを訪れるお客様がガイド無しに、ボーイズタウンを歩くと、これらのいかつい(しかしかっこいい)お兄ちゃんたちに客引きされ
ちょっとびっくり、というより引いてしまうのではないでしょうか?
はじめにノンケの特徴についてお話しますと、そもそも彼ら(ノンケ)にはゲイに対する性的関心がありませんので、当たり前ですが商売としての呼び込み中心となります。
従って、微笑むのも、声をかけるのも、握手を求めてくるのも、すべて”お金”のためといえます。
概して彼らは店先にたむろしていることが多いですが
なぜ彼らが店内よりも店外に居ることを好むかというと
それは彼らの多くがタバコを吸うからということもありますが、店内ライトに照らされて裸をさらすよりも
ダチ(友人)と立ち話をしたり、行き交う人々を見ていた方が気が紛れるからです。
一見、勝手に見える彼らの行動ですが、そこにはノンケにしかわからない
ゲイ業界で働くことのつまらなさやむなしさ、があるわけです。
考えてみれば、彼らノンケ君たちが、われわれゲイのために
たとえひと晩でもからだを提供してくれるビジネスについてくれていることは有り難いことです。
その彼らの唯一の寛ぎがタバコや店外でのおしゃべりだとすれば
彼らの接客が多少ぶっきらぼうであっても納得はできるものです。
次に、ボーイの半数以上を占めるゲイのボーイ君についての特徴を話したいと思います。
ノンケ君と違い、ゲイのボーイ君は、きちんとした(?)ゲイですから当然男の子が好きです。
同性が好きということは”客に対する好み”が出てしまうということであり、ゲイのボーイ君はつい色目で客を見てしまうのです。
みなさんは、この”色目で見てしまう”という心理をご存知でしょうか?
これはわれわれゲイに限らず、性の対象となるかどうか、もっとわかりやすく言えば、自分のえさになるかどうかを
絶えず本能的に、しかも瞬時で判断しているのです。
ゲイのボーイ君は目つきでわかります。
自分の好みのお客様だとわかるととたんに暖かい微笑みを投げかけてきます。
そうでない場合は、ふつうの表情をしているかやけにやる気が見られません。
ボーイズタウンを経験したことのない方にはわからないことでしょうが、お客として店に入ったとたん大勢のボーイ君に見つめられ困惑することがあります。
ボーイ君たちは、入店してくる客が、果たして自分を指名してくれるのか(買ってくれるのか)はたまた自分の好みであるかを動物的な堪をもって
瞬時に判断しているのです。
みなさんが運転免許を持っているなら、かつて教習所で”認知””判断””操作”という言葉を聞いたことがあると思います。
自動車という機械の操作には絶えずこの3ステップが踏まれていると言いますね。
ボーイズタウンでのボーイ君探しの場合も無意識のうちにこの操作を繰り返しているのです。
対象となるボーイ君のほうも客が自分に幸運をもたらしてくれそうかどうかを絶えず判断しているのです。
夜街ではすべての人間がそのような操作を繰り返しているわけです。
もし、ボーイ君があるお客に対して見込みあり(もしくはあらゆる観点において有望)と感じると、さらに視線攻撃を強めてくるのです。
ここで客として注意しなければならないのは、(というか私たちガイドがお客様に注意を促さねばならないのは)、ボーイ君のなかには、元来優しい瞳をもっていて誰にでも笑顔をする有能なボーイ君もいる、ということです・・・。
微笑みは大切ですが、それは始まりに過ぎす、最終的にはその子がどんな子であるかが、問題となるのです。
”笑顔が素敵” に越したことはありませんし、客にフレンドリーな態度を取ること自体は悪いことではありませんが
実際その子がどんなに微笑んでくれとしても、背景には当たり前のように ”その後のこと” がついてまわる、ということを忘れないでいただきたいと思います。
その後のこととはつまり、指名(自分の席に呼ぶこと)⇒同席(隣に座ること)⇒吟味(おしゃべり)⇒お持ち帰り(ホテルに一緒に行くこと)のステップのあとは
そして最後にはお支払いがある(ボーイ君はチップをもらうことが最終目的)ことを期待しての行為だということです。
その点で彼らは接客レベルに違いはあるものの、指名獲得のためにはプロとして行動しなければならず、あらゆる方法で客との接触を試みるのです。
これが舞台からのセールスということになります。
そもそも容姿端麗で自己アピールする必要のない子もおりますが、お客様のほうも最近は勉強されていますので、簡単には騙されないようです。
ボーイ君のほうも単に容姿が優れているだけでは(一見のお客を騙すことはできても)、長期間指名してもらえるわけではないことを、徐々に自覚するようになります。
可愛いからといって長くボーイズタウンで稼げるわけではない、のも事実なのです。
ボーイズタウンに行ってボーイを買うという一見ショッピングのように思える行為も
実は奥深いということがわかっていただけますでしょうか?
良いボーイ君に出会えば旅が輝きますし、長いお付き合いになったりするケースもあります
一方で、悪いボーイに引っかかってしまえば、悪夢の旅となります。
私たちの使命と言えば、最大限の努力をして、お客様にその晩もっともふさわしいボーイ君をあてがうことであり
最大限の努力をして、悪質なボーイ君を排除し、不要な出会いや無駄な出費を避けるよう、アテンドすること
だと思っています。
これは自慢でもおごりでもありませんが
この12年間みなさまがパタヤーをご愛顧くださっているのは
プロとしてお客様に安心と信頼、そして楽しみを提供してきたという確信があるからだと思っています。
まだパタヤーに来られていない読者のみなさまはぜひゲイの喜びを味わうために
パタヤー訪問をお勧めします
いつもご愛顧いただいているリピーターのお客様には
これからもよろしくお願いします、と申し上げたいです
<資料> トーイボーイズの歴史について
このトーイボーイズ、私たちが初めてパタヤーで案内の商売を始めた2004年当時もありました。
そのときは日本語の話せる台湾人がオーナーであったように思います。
当時はトーイボーイズよりも斜向かいの【ファニーボーイズ(Funny Boys)】のほうが優勢だったように思います。
でも、2016年の現在、ボーイズタウンにおける最強のゴーゴーバーはトーイボーイズだと言えます。
ファニーボーイズには名物ママのママローズがおり、彼女がし切っているときは、非常によく機能していましたが
彼女が居なくなってからは店にはなんとなくしまりのない雰囲気が漂い始め、ボーイ君にキレがなくなりました。
ファニーボーイズの名誉のために申し上げれば、それでもときどき数名はっとするようなボーイ君が居て
やはり見過ごせない、と思うときがあります。
トーイボーイズファンのみなさまもときどきファニーボーイズをのぞいてみてください。
きっとそこには”ダイヤモンドの原石”や”素朴で可愛い”掘り出し物が立っていますよ。
<資料> トーイボーイズの男の子たちの特徴
在籍者のおおよそ6割がゲイ、3割がノンケ、1割が判別不能です
いわゆる男前という表現が似合う、ハンサムで筋肉隆々の男子が数名いつも外におります
店内には可愛い系からきれい系、美少年風からやんちゃ坊主の野球少年タイプまでたくさんおります
肉付きが良い者からやや貧弱なタイプまでいろいろおります
タイ人は全体に肌が浅黒いと思われていますが、北部出身の子たちのなかには
日本人と間違えるほど色白で顔も日本人と言ってもよいぐらいの子もおります。
これはタイ人のなかには中国系がいるということの証拠でもあります
また最近の特徴として、タイ人以外にラオス人カンボジア人の入店が目覚しく
どこの店にも数名周辺国からの出稼ぎ組がおります
可愛くて素朴な子に限って周辺国から来た子が多いというのも面白い傾向です
ただ、彼らの特徴としてあまり進んでは出身地を言わない傾向があります
全体に言えることは、タイ人の肌はすべすべしていて毛深い子は少ないということです
みなさんも、これが事実かどうか確かめに来てみてください